不動産を高く売るために今や当たり前になってきた感のある不動産一括査定。業界最大手のアンケート結果から見る実力が凄い!
最高査定額と最低査定額の差額は●●万円!
一括査定サービスが集計した利用者アンケートによれば、提示された査定額の最高額と最低額の差(平均額)は次の通り635万円にもなっています。
一括査定に登録されている不動産業者は、提示した査定額が他社と比較されることが分かっており、個人が自分で不動産業者に売却を相談した場合よりも高い査定額を提示する傾向があります。
そのような前提条件がありながら、平均でこれだけの差額が生じること自体がそもそも驚きなのですが、さらに驚くのは、その後の実際売却額です。
査定額が高いだけではない!実際売却額は査定額の●●%UP!
不動産業者は、売却の仲介を依頼されなければ仕事にならないため、査定額を高く提示する傾向にあることは言うまでもありません。特に一括査定のように、最初から複数の業者間で比較されることを前提としたサービスならばなおさらです。
そのため、高い査定額を提示して媒介契約をしても、実際の売却額は「購入希望者の予算の都合」や「(購入希望者の)金融機関の審査が通らない」などで安くなることも少なくありません。
当初の売却希望額(査定額)通りに売れないことは不動産売却にはありがちなことですが、アンケート結果では実際の成約額が査定額の115.9%となっているという驚きの結果が出ているのです。
もちろん、査定額の差額も、成約額も利用者の平均値ですから全ての不動産に当てはまるわけではありませんが、平均値でこれだけの実績が出ているということは、多くの不動産を高く売ることができたと考えるのはとても自然なことです。
平均値を用いて簡単な試算をしてみると、売却額には驚くべき差額が生じることがわかります。
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【最低査定額が3000万円だった場合の試算】
・最高査定額
3000万円+635万円=3635万円
・成約額
3635万円×1.159=4212万円
もし、最低査定額で売却してしまっていたら、実に1000万円以上も損をすることになってしまいます。先程も記載したように、一括査定で提示される査定額は高く設定される傾向があることを考えれば、個人で売却を依頼すれば3000万円の査定すら出ないことも少なくないのではないでしょうか。
不動産査定の利用にかかる時間はわずかな入力項目だけで、たった1分程度の作業だけ。その結果が1000万円以上もの差につながるかもしれないのであれば、空き家や空き地など、売却や有効活用を検討する際には必ず利用すべきサービスだと言えるでしょう。
空き家なんて売れにくいから価格なんて関係ない? いいえ、そんなことはありません。不動産が高く売れるということはそれだけ購入希望者を多く集めていることに他ならないからです。空き家のように購入希望者が少ない物件であればあるほど利用する価値は高いと言えるでしょう。
一括査定を利用しても必ずしも売る必要もなく、どうするかは後からゆっくり決めれば良いことです。いったいいくらで査定されるのか?、そもそも売れる可能性があるのか?、その時期は? など、情報を得られるだけでも価値はじゅうぶんあります。
ここ数年で一括査定や土地活用などの不動産系のサービス利用者数はどんどん増加しており、その利用者は500万人以上です。
空き家の売却は数少ない購入希望者を探す競争という側面もあります。近隣の他の空き家所有者が一括査定を利用していたら、それだけで不利な立場になってしまうことでしょう。
空き家を所有するリスクを解消するために、その方策を検討する情報収集の手段として、不動産一括査定や土地活用資料一括請求は、損をしないために必ず利用しておきたいサービスであることは間違いないと言えます。